公開講演会「日本の怪異~その発生と展開について~」(動画公開期間:2021/3/25~2021/5/31)
INFORMATION
当センターでは、乱歩及び大衆文化に関連する講演会を毎年開催してきましたが、2020年度は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、オンラインにて開催いたします。
日本の怪異はどのようなメカニズムによって生まれるのか。近世の怪異と社会現象を専門に研究を進めている木場貴俊氏を講演者に迎え、当時の人びとや社会が怪異をどのように生み出し、展開していったのかについてご講演いただきます。
講師、対談者
講師
国際日本文化研究センター?プロジェクト研究員
木場 貴俊 氏
1979年岡山県倉敷市に生まれる。2007年関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。2012年博士(歴史学関西学院大学)。現在、国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。主な著書『怪異をつくる:日本近世怪異文化史』(文学通信、2020年3月)。
対談者
本学文学部文学科日本文学専修教授、江戸川乱歩記念大衆文化研究センター長
金子 明雄
本学文学部文学科日本文学専修特任教授、江戸川乱歩記念大衆文化研究センター運営委員
川崎 賢子
ものつくり大学技能工芸学部教授、江戸川乱歩記念大衆文化研究センター運営委員
土居 浩
1970年群馬県生まれ。京都教育大学卒業。総合研究大学院大学(国際日本文化センター)修了、博士(学術)。現在、ものつくり大学技能工芸学部建設学科教授。専門は民俗学/地理学。空間(場所?景観?環境)の歴史的?文化的研究を専門とし、近年はとくに近現代日本の墓地を主とした研究を行っている。論文に「墓参り」(市川秀之他編『はじめて学ぶ民俗学』ミネルヴァ書房、2015年)、「近代化する葬儀」(大谷栄一他編『近代仏教スタディーズ』法蔵館、2016年)など。
司会
江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教
丹羽 みさと
詳細情報
名称
公開講演会「日本の怪異~その発生と展開について~」(動画公開期間:2021/3/25~2021/5/31)
内容
「近世期の怪異のメカニズムについて講演及び対談」
2020年春、コロナ禍の中で生きていかなければならなくなったとき、突如「アマビエ」という妖怪が病除けの願いとともに流行したが、日本の怪異はどのようなメカニズムによって生まれるのか。
近世を中心にして、林羅山や鳥山石燕など当時の人びとや社会が怪異をどのようにつくり、展開していったのかを考えていく講演内容となっています。
講演のほか、オンラインを通じて、本学の金子明雄教授、川崎賢子特任教授、ものつくり大学の土居浩教授と対談も行います。
【第1部】
「怪異」とは何か、という根本的な疑問に対し、古代から近世にかけて政治、学問や語彙などから分析を行います。
【第2部】
「怪異」研究の現在や、今後「怪異」を生み出すために必要な画像の利用方法について提言します。
2020年春、コロナ禍の中で生きていかなければならなくなったとき、突如「アマビエ」という妖怪が病除けの願いとともに流行したが、日本の怪異はどのようなメカニズムによって生まれるのか。
近世を中心にして、林羅山や鳥山石燕など当時の人びとや社会が怪異をどのようにつくり、展開していったのかを考えていく講演内容となっています。
講演のほか、オンラインを通じて、本学の金子明雄教授、川崎賢子特任教授、ものつくり大学の土居浩教授と対談も行います。
【第1部】
「怪異」とは何か、という根本的な疑問に対し、古代から近世にかけて政治、学問や語彙などから分析を行います。
【第2部】
「怪異」研究の現在や、今後「怪異」を生み出すために必要な画像の利用方法について提言します。
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
江戸川乱歩記念大衆文化研究センター
備考
※公開期間:2021/3/25~2021/5/31
公開は終了しました。
公開は終了しました。
お問い合わせ
江戸川乱歩記念大衆文化研究センター
TEL:03-3985-4641